私は、ライティングを学ぶまでは、「ライティング」という言葉自体が、抽象的で捉えどころがないと思っていました。
ライティングは、とことん学び、調べ、感情移入し、何回も書くことで、どういうものなのか、わかってくるのだと思います。
今回は、在宅ワークとして取り組む方も多いライティングの仕事やスキルについてご紹介します。
ライティングスキルが活かせる仕事や分野とは?
ライティングのスキルが活かせる仕事は、数多くあります。
例えば、記事やコンテンツを書くWebライティング、メルマガを執筆するメルマガライティング、本や台本の執筆、広告(新聞・チラシ・DM・看板・求人など)の作成、記者など。昔は物書き、なんて言葉で言われていた仕事になります。
また、ビジネスやプライベートでも、業務でメールを送る際やコミュニケーションの際などは、ライティングのスキルを活かせます。
人に何かを伝えたい時、文章として伝える役割を担っているといえます。
ライティングスキルに求められるもの
では、ライター(ライティングスキルを持った人)に求められることは何でしょうか?それは、人を動かすということです。
しかしながら、ここで重要なのは、ライターが書いた文章を見る側の人にとっては、もともと動く必要がない場合が多いということです。
例えば新聞広告をライターが書いたとしましょう。
その広告を見る人は、いつも通り、朝起きて、パンを食べながら朝刊を読んでいる人かもしれません。
朝の通勤電車で立ちながら(最近は少ないですが、、)読んでいる人かもしれません。
そんな人(読む必要もない、読んでも信じてくれない、行動に移す必要がない人)に広告を見てもらい、何かしらの行動に移ってもらう。ここにライターとして求められるものがあるということです。
これはすごいスキルですよね。そんなこと、できるのか?と思ってしまいます。
ライターとして、高いスキルを持った人であれば、簡単にそれを実践してしまうということですね。
少なからず、私たちはライターの書いた広告文を見て、それをきっかけとして、行動に移した経験があるはずです。
人の心が動く時
では、どんな時に人が行動に移るのか、それは心が動いた時です。
新聞広告の例ですと、広告を見ても何も感じなければ、読みもしないわけです。
でも、そこに気になるキャッチコピーがあったらどうでしょうか?何だろう?と先を読みたくなります。
これは、キャッチコピーが心を動かしているということになります。
そのキャッチコピーを、かなり深いレベルで考え、文字として明文化するのがライターということになります。
これが、新聞広告のみならず、先述したWebや書籍、メルマガ、広告関連など、さまざまな分野で必要とされています。
さらに、SNSをはじめとした媒体は進化しますが、ものやコトを文章として伝えるということは、歴史上普遍的なスキルになっています。
そこに原理原則があるとすれば、これを学んでおけば、一生のスキルになるということになりますよね。
人の心を動かせるライターは、一生モノのスキルを身につけているという理由です。
まとめ
ここでは、ライティングスキルについてお伝えしました。
ビジネスとしては、ご自身でライティングする機会は少ないかもしれません。
でも、学んでいるかどうかで、良い文章かどうかの判断ができます。
是非、機会があれば、ライティングスキルを学んでみてくださいね。