WEBライターとしてデビューしたけど、1記事書くのに時間がかかってしまう。
一生懸命書いたのにクライアントさんにダメ出しを出されてイチから書き直し……………。
WEBライターは資格不要でパソコン1台で始められるお仕事であるため入り口は広い反面、いざ仕事を受けてみると「WEBライターって難しい」と壁にぶつかっている方も多いと思います。
そこで今回は、初心者WEBライターさんにおすすめ!自宅でできる文章トレーニングについてお伝えしていきます。
この記事を読むことで、WEBライターとして最初に直面する壁を乗り越えるヒントになるでしょう。
Webライターで求められることとは?
では、まず最初にWebライターとして求められることについて説明します。
Webライターとは、文字どおりインターネットで表示される記事を読むことを目的とした文章のライターです。
一般的には、
・紙媒体は読むのが目的
・Web媒体は答えを知るのが目的
と、紙とWebで読者が求めるものが異なってきます。
つまり、Webライターとして文章を書くのであれば、読者にとって分かりやすく答えがすぐにわかる文章が価値が高いと言えるでしょう。
Webライターが意識する2つのマインドセット
1:あなたの主観は必要ない
Webライターは、読者の悩みや問題解決をするための記事がメインのお仕事です。
そのため、あなたがそのトピックに対してどう思ったかなどご自身の主観は全く必要ありません。
読書感想文でよく使う「〜だと思います」「私は、〜と考えています」など主観が入ると、読んでいる読者からしてみては「曖昧な記事」と、捉えられてしまう事もあります。
そのため、個人のblogやSNSを除いて「読者が知りたい情報は何かな?」自分の意見は傍に置いてライティングをしましょう。
2:読むのに負担をかけない
令和になった現在、私たちが1日で触れる情報は江戸時代の1年分といわれるほど。
情報がありふれた時代に突入してきました。
ひと昔前はお金を払い本で得ていた情報が、インターネットの発達により無料で手に入る時代になりました。
あなたも経験があると思うのですが、Googleでキーワード検索をしてたどり着いた記事が、求めていたものと違ったら「バツ印ボタン」や「←戻る」ボタンを押したことがあると思います。
つまり、読者は自分が求めていない情報だと判断した瞬間にすぐに離脱してしまいます。
あなたが一生懸命かいた文章は、必ず読まれるとは言えません。
それを前提として、読まれる文章にするために最低限抑えていただきたい事があります。
それは「読むのに負担をかけない」ことです。
読みやすい文章を書くための3つのトレーニング
ではここからは、初心者Webライター必見!読みやすい文章を書くための3つのトレーニングについて明かしていきます。
1:同じ語尾が続かない
あなたも文章を読んでいて「メリハリが無いな」「単調だな」と感じたことはありませんか?
その理由の一つに同じ語尾が続くと言うのがあります。
例えば、「〜ます、〜ます、〜ます」や、「〜です、〜です、〜です」と言った形で同じ文末が続くと読んでてて飽きるため、語尾に意識しましょう。
2:3行書いたら改行する
文章を読むとき、文字が詰まっていると「読むのが大変」と脳が感じてしまい離脱するケースが多いです。
いくら良い文章を書いていても文字が詰まっていては最後まで読んでもらえませんし、大切なところも飛ばされてしまいます。
そうならならないために、適度に改行を入れましょう。
3行書いたら改行するのを心がけてください。
そうすると、スマートフォンで読んだ時もストレスなくスクロールしやすくなります。
改行を入れる癖をつけるだけで格段と文章が読みやすくなります。
3:専門用語を使い過ぎない
2で、文章を書くときに改行を意識するとお伝えしましたが、それに付随して「漢字と平仮名のバランス」も読まれる文章にとっては大切なポイントとなります。
例えばよく使う挨拶の「ありがとうございます」という言葉。
「有難う御座います」と「ありがとうございます」では、漢字の方が硬く平仮名の方が柔らかいイメージだと感じませんか?
また、私たち人間は、複雑なことは考えたくない生き物です。
なので、記事の内容にもよりますが、小学5年生でも理解できる言葉を使い、専門用語を多用し過ぎないことを気をつけましょう。
自宅でできる!最短で文章力を上げるためのトレーニングは「写経」
写経とは、「この人の文章素敵だな!」「こんな文章を書けるようになりたい!」と思った方の文章をそっくりそのまま手で書き写すことです。
タイピングでも良いですが、おすすめは紙とペンを用意して手で書き写すことです。
「え、わざわざ書くの大変」と思うかもしれませんが、写経こそが文章力をアップするための最短の近道です。
写経をすることで、
など、読まれる文章に共通するエッセンスが脳内に染み込んできます。
最初は、「手が疲れたな」「こんな事やって意味があるの?」と、思うかもしれませんが、1日30分の写経でも効果が抜群なので試されてみてください。
まとめ
今回の記事では、文章力を上げるためのテクニックやトレーニング方法についてお伝えしてきました。
Webライターは、最初が一番大変といわれています。
ですがその反面、書けば書くほど楽にもなります。
今回お伝えしたことを実践して、読まれる文章を意識してみてくださいね。