「オウンドメディアを作ろう!」
そんな話が社内で出て、イメージを膨らます期間ってありますよね。ワクワクするし、大好きな時期です。
しかし、オウンドメディアの構築経験が増えるにつれて、うまくいくケースといかないケースがあり、その差を分析した結果、この記事でご紹介する3つの違いがあることがわかりました。
もちろん、キーワードの選定や競合リサーチ、ライティング、デザイン、コーディングなど、細かいことを言い出したらキリがないのですが、とりあえずやってみよう!・・・ダメでした!というのは、勿体ないので、是非3つの重要なポイントを参考にしてみてくださいね。
それがこちらです。
オウンドメディア構築の目的・目標を明確にする
ついつい忘れがちなのですが、オウンドメディアを構築する目的と目標は、事前に明確にして、「常に」意識したほうが良いですね。
メンバーが複数担当する場合は、共通の価値観を持って取り組めるように、なおさら共有するべきです。集客が目的であれば、それなりの構築方法(ここでは割愛)があります。
目標についても、定量・定性的に明確にしておいたほうが良いと思います。
目的はブレないものにする
最終的にオウンドメディアを構築することで、何を達成したいのか?という部分になります。
目的がブレてしまうと、その後の設計や運営が全て狂ってきてしまいます。
明確に決めて、書き留めておくことをオススメします。
目標は随時軌道修正する
アクセス数やクリック数、それに伴う売上予測などの定量的な部分は、正直読みづらいです。
ただ、重要なことは一度前提となる数値計画を作成することと、運営する中で、理想(計画値)と現実(実績値)のギャップをしっかりと把握し、改善施策に活かしていくことです。
数値目標を設定する上で欠かせないのが、KPIの考え方。KPIについては、こちらの記事を参考にしてください。
厳密に計画数値を立案することも大切ですが、そこに時間をかけ過ぎても、ほとんどのケースで、想定通りにはなりません。もちろん想定より、良い結果になることもあります。
必要な人員や工数を予測する
大手企業であれば、プロジェクトを組み、ブランディング、ライティング、SEOなどの専門分野に長けたメンバーを招集することが可能かもしれません。
しかし、中小企業や個人事業主の方は、限られた人員体制でオウンドメディアの構築を始めることがほとんどですよね。一人で全て立ち上げる、なんてケースもありますね。
ここで重要なポイントは、オウンドメディ構築の担当者は、限られた工数を、重要な業務(外注でお願いすると精度が落ちる部分)に充て、外部の方でも対応できる部分は、外注を使うべきです。
目的を達成するために実行する業務は、思った以上にありますし、ここを疎かにしてしまうと、目的が達成しづらくなってしまいます。その為にも、外注する部分の決定については、経営者の方も一緒に考え、実行してもらいたいですね。
それ以外にも、なぜ外注も駆使するのかというと、圧倒的にスピードに差が出るからです。
その上で、外注を含めたスケジューリングをガントチャートで引くことをオススメします。コツはスケジュールをキツキツに入れ過ぎないことです。予備日を入れるなど、余裕をもって達成できるスケジューリングができると良いですね。
すぐに結果が出ないものだと割り切る
サイトをリリースしてみたけど、集客(サイトへのアクセス)が全然集まらない!というケースに陥って、やっぱりダメだ!工数に見合わない!と構築を諦めてしまう経営者が本当に多いです。
さらによくあるケースは、経営者の方が、なんであんなに時間がかかるんだ!とイライラされているケース。お気持ちはよくわかりますが、これは、本当に多いですね。
最初からすぐに結果が出るわけではないという前提で始めること、そして少しずつでも良いので運営を継続すること、これがオウンドメディアを構築する上で、非常に大切なことになります。
オウンドメディア構築のステップは、こちらの記事も参考にしてみてください。
まとめ
今回はオウンドメディアを構築して集客に活かしていくためのポイントを3つ挙げました。
構築始める前の準備や心構えが、意外と重要なんだな、と感じていただけたでしょうか。
折角、オウンドメディアを立ち上げて集客に活かしていこう!と決めたなら、目的を達成したいですよね。
是非、経営者の方も一緒に立ち上げる意識で取り組んでみてください。上手くいくと思います!