東京商工リサーチ2020年「全国新設法人動向」によると、新設法人数は2011年から2017年の間で毎年2~9%の範囲で増加を続けていたデータが出ており経済が回復するにつれ、起業する人も増えてくることも予想されています。
つまり、今日本で起業する方は右肩上がり。YouTubeでも初心者向けに起業ノウハウを伝えるチャンネルもたくさん出てきています。
インターネットの発達により無料でノウハウを受け取ることができるようになった反面、起業で欠かせない「集客」に頭を抱えている起業家さんも多いのが現状です。
そこで今回の記事では「起業時の集客」のやり方についてご紹介します。「起業時の集客が不安」「集客がうまくいっていない」方必見です。
起業初期にオススメの集客法5選
起業して売上を作るには「集客」と「セールス」が必要になります。どんなに良い商品・サービスがあっても、そこにお客様を連れて来ないとセールスはできません。
つまり、セールスの前に「集客」が必要になります。
そこで今回は起業直後におすすめの集客方法をご紹介します。
1:紹介での集客
まず最初は、紹介集客。あなたの知人や知り合いに声をかけて宣伝する方法です。あなたのことを知っている方なので話が早いメリットもあります。
知人や友人にお願いするのは心理的なハードルや「嫌われたらどうしよう」と思う方もいらっしゃると思いますが、コストゼロですでに人間関係のベースができているので成約しやすいと言われています。
その一方で、労力がかかったり、人間関係が悪くなるデメリットもあります。また知り合いや知人の数も限界があるので紹介の紹介の仕組みを作らなければ長期的な集客は難しいでしょう。
2:ホームページをつくる
二つ目はホームページを作る。インターネットで情報収集がデフォルトになっている現在、ホームページはあなたの顔になります。ホームページはインターネット上の営業マンと言われており、24時間お客様を連れてきてくれる存在です。
事業内容やあなたのことを書いたホームページを作ることで信頼が増したり、誰かに紹介する時に説明しやすいメリットもあります。また無料でできる「WIX」や「jimdo」のサービスもあるためコストをかけずにホームページを作ることができます。
1度作成すればあとは情報をアップデートしたり、コンテンツを追加するだけ。最初は大変ですが作成してしまえば資産になるので情報化社会において作成しない手はありません。
デメリットとしては労力がかかること。ホームページに掲載するテキスト・素材集めはもちろん、少し専門的な知識も必要になるので時間がかかってしまいます。
3:SNSを活用する
無料で情報発信ができるSNS。NOTE・YouTube・Instagram・Facebook・アメブロなど様々なSNSがあります。SNSはホームページと違って1から作成する必要なし。アカウントを作れば始めることができるので、労力をかけずに情報発信ができるのが特徴です。
ホームページとSNSを連携することで、あなたのパーソナルなことを伝えられたり、簡単に最新情報をアップできるので起業初期の忙しい起業家さんに欠かせないツールです。
デメリットとしては、SNSで集客をする起業家さんが増えており差別化をしないと埋もれてしまうこと。また宣伝色を出しすぎるとフォロワーが増えない可能性もあります。
もっと言うと、SNSに時間を奪われてしまい本来やるべきタスクに手が回らないことも想定されます。時間を決めてSNSと接するようにしてください。
4:ポータルサイトやクラウドソーシングサイトを活用する
集客に特化したサイトに登録をして集客を代行してもらうのも、起業初期の方におすすめです。スキル販売の「ココナラ」「タイムチケット」「Brain」。仕事の依頼主とクリエイターのマッチングサイト「クラウドワークス」「ランサーズ」。講師と生徒のマッチングサイト「ストアカ」などジャンルにあったサイトを探してみてください。
一度サイトに登録してテキストを入力したらあとはサイトが集客してくれたり、自分からサイト内の案件に応募して案件を獲得することができるので、非常に効果的なアプローチです。さらにポータルサイトを通じての入金になるので、回収漏れのリスクも回避できます。
デメリットとして、サイト利用手数料が発生するため取り分が少なくなります。
5:Googleマイビジネスへの登録
Googleマイビジネスとは、Googleが提供する情報補完ツールであり、会社や店舗の情報を登録することで、Google検索やGoogleマップ上で詳細情報が表示されるようになります。
さらにGoogleマイビジネスに登録するとGoogleアカウントを使ったクチコミ投稿が可能になるので、自然とクチコミマーケティングも行えるようになるのです。つまり登録するだけで無料で宣伝してくれるようになります。
まとめ
なるべくコストをかけたくない起業初期。インターネット広告を出して集客するのも効果的ですが、まずはSNS、ホームページ、クラウドソーシングやマッチングサイトなどインターネットを活用した無料集客がおすすめです