ここでは、オウンドメディアを構築することでどんなメリットがあるのか、5つご紹介します。
費用と工数をかけて構築していくものですので、バランスを考えながら、構築することをお勧めします。
オウンドメディア構築5つのメリット
① 集客手法の一つになる
オウンドメディアは、基本的にはキーワード毎の自然検索からの流入を獲得していくことになります。
キーワードによっては、リスティング広告でクリック単価数千円というものもあります。
SEO対策は必要になりますが、やり方次第で大きく広告費を削減することができ、且つ自然検索からの流入を獲得することで、会社全体の顧客獲得単価(CPA)を下げることが可能になります。
他の手法における広告費が、多少かさんでしまった場合でも、オウンドメディアからの流入を加味すれば、トータルで適正な広告費を維持することもできます。
集客手法の一つになるのと同時に、SEO対策をすることにより、検索エンジンで上位表示されているオウンドメディアへ育てることができれば、大いに集客にインパクトのある実績を上げることができます。
② 社内資産の形成につながる
正しい方法を理解し、実践していくことができれば、狙っているキーワードで上位表示されるようになり、見込み客が流入してくるサイトに育っていきます。
そうすれば、社内資産となっていくでしょう。場合によっては、サイトは売却することもできます。このことからも、資産を保有しているのと同じことになります。
また、オウンドメディアへの訪問客へコンテンツを提供し、リスト(メールアドレス)を獲得することで、別の形で社内資産を増やしていくことも可能です。
どんなキーワードで流入してきて、どんなコンテンツを受け取ったのか、把握することが可能です。プッシュ型のメルマガ配信でマネタイズを図ることが可能になります。
しかしながら、注意点もあります。
検索エンジン(Google)のアルゴリズムの変動により、キーワード毎の表示順位が変化します。
また、過剰なSEO対策やコンテンツが不足していると、検索エンジンのインデックスから外されてしまい、資産を失うことも想定されます。
③ 機動力のあるマーケティング活動が可能になる
検索エンジンからの継続的な流入が見込めるオウンドメディアに育ってくれば、毎日、営業時間外もオウンドメディアへの流入がある状態になります。
その訪問者へキャンペーンを打ってみるなど、マーケティング活動に機動力を持たせることができます。
④ 社内外のイメージアップにつながる
オウンドメディアのブランドが確立されれば、「あ、あのサイトね!」のように、認知度が上がってきます。
これにより、社員のモチベーションアップにも繋がりますし、より商品やサービスのブランディングに役立つことでしょう。
⑤ メディア構築方法がナレッジとして蓄積される
オウンドメディアの構築は、正直、楽ではありません。
地道な作業も必要ですし、さらに継続も必要になります。アクセスが上がらず、「待つ」という状況も訪れるでしょう。
しかし、同時に社内のオウンドメディア構築方法がナレッジとして蓄積され、それをコンテンツに新しいビジネスに発展するかもしれません。
ナレッジの蓄積と同時に、外注ではなく、内製化できるようになると、制作コストの削減にも繋がりますので、外注する部分とない成果の部分を上手に切り分けて構築されることをお勧めします。
オウンドメディア構築のステップは、こちらの記事を参考にしてください。
まとめ
ここでは、オウンドメディア保有によるメリットを5つご紹介しました。
これ以外にも、社員同士のコミュニケーションが活発になった、取引先から、マーケティングに関する情報が色々と入ってくるようになった、などあるかもしれません。
是非、目的に合ったオウンドメディアを構築することで、メリットが最大となるようにしていきましょう!