LPの制作を外注でお願いし、見積書が手元に届いたとき、「これは高い!」と思った経験、ありますよね。
しかも依頼する業者によって、かなり制作費用が異なる場合もあり、提示された見積書を見ても、どれが適正価格なのか、わからなくなりますよね。
ここでは、LP制作を外注する際の業者選びのポイントと、価格が適正なのか判断するポイントをご紹介します。
LP制作業者選びのポイント
外注先と担当者の実績を確認する
LP制作の外注先を決定するときは、外注先の会社としての実績を確認しましょう。
LPと一言で言っても、業種業界により制作する際に抑えたいポイントが異なります。
あなたが展開している業種業界での制作実績がある外注先を選んだ方がいいですね。
あと、その外注先の担当の方のスキルは意外と重要になります。
中小企業や個人事業主として、外注を活用する際、依頼する方も制作に必要な情報が不足している場合があります。
それでも阿吽の呼吸で、制作の意図を汲み取ってくれて、LPで表現してくれる方がベストです。そのためには、ある程度の経験と実績が必要になります。
あなたの業界に精通した知り合いに、LP制作業者を紹介してもらうのも有効な手法です。
今は個人で制作業務を請け負ってくれる方も多いですから、良い関係値で継続的にお願いできる外注先を見つけておくと良いです。
制作物のKPIを確認する
これは後になっての確認になりますが、その後、継続的に制作を依頼するのか、という判断基準になりますので、ご紹介しておきます。
納品が終わり、例えばそのLPを使用して事業を進めるとします。
その際に事前にプロジェクトのKPIを分解しておき、LPのみのKPIを確認しておきます。
例えば成約率1%、などが該当します。
これが現実的な数字であるならば、この数字を達成したLPを制作した業者に継続的にお願いすると良いですね。
LP制作コストが適正なのか判断するポイント
相見積もりをとる
業者の選定にあまり時間をかけられない状況かもしれませんが、相見積もりをとった方が良いです。
同じ内容で依頼した時に、どの程度価格が違うのか把握しておくためです。
そして重要なのは、価格の違いが出てきた時、その差の理由まで突き詰めておくことです。
もしかしたら、多少価格が高騰しても、社内の能力的に不足している部分(ライティングなど)を補ってくれるかもしれません。
結果的にLPを制作する目的を達成することと、いかにコストを抑えるか、が重要ですが、LPについては、「安かろう悪かろう」は絶対に避けるべきです。
価格が高いからダメ、という視点では、片手落ちとなってしまいます。適正価格なのか判断するためにも、他の業者との価格の差を把握すると良いでしょう。
内製したときのコストと比較する
LPの制作を内製できる企業や個人の方であれば、内製したときのコストと比較してみると良いでしょう。
大抵の場合、業者側は「人工(にんく)」という概念で見積を算出します。時給のようなイメージです。
担当する方によって、レンジが異なります。経験や実績のある方の方が単価が高くなります。それと掛け算で、請け負った業務の内容がどの程度工数(日数や時間)がかかるのかを推測し、会社の利益を載せて見積もりが出来上がるという形です。
それと同じように、内製した時に、どの程度コストがかかるのかを計算してみましょう。
その際、内製を想定している社内の担当者が、別の業務ができなくなりますので、そこも含めて総合的に判断する必要があります。
かかるコストも大切ですが、そこに工数をかけることで他の業務ができなくなる機会損失も考慮することが重要です。
まとめ
ここでは、LP制作における業者選びと、コストが適正なのかどうか判断するポイントをご紹介しました。
是非、制作業者とお互いがWin-Winになれる良い関係を築き、結果の出るLPの制作を行っていきましょう!