「起業する時にブランディングは必要？」「ブランディングするとどんなメリットがあるの？」と悩んでいる方もいらっしゃると思います。
特にご自身の名前でビジネスをされている一人起業家さんは、ご自身が広告塔になるのでブランディングについて気にされているのではないでしょうか？
そこで今回の記事では、一人起業家さんにブランディングすることで得られるメリットと、ブランディングのやり方についてご紹介して参ります。
ブランディングとは？
ブランドと聞くと、ルイヴィトン、ナイキ、Appleなど大手企業をイメージする方も多いと思いますが、個人起業家にもブランディングは必要です。
ここで言うブランディングとは、「○○と言えばあなた（商品/サービス）」「あなたであれば安心して購入できる」といった共有のイメージをユーザーに持ってもらうための活動を指します。
あなたもブランド物を買うときに「ここだったら安心できる」と言うイメージから物を買った経験もあると思います。
特に起業時にあなたは何の専門家でどんな強みがあるのかを決めて発信しておくと、他社との差別化にもつながるでしょう。
ブランディング・マーケティングの違い
ブランディングとよく似た言葉に「マーケティング」があります。
両方とも似たような横文字ですが、少し意味が異なるのでそれぞれ説明させていただきますね。
「マーケティング」とは
一般的にマーケティングとは、セールスを不要にする活動と言われています。
例えるなら、あなたがレストランを経営していたら、お腹を空かせたお客様をあなたの前に連れてくるのがマーケティングです。
つまりマーケティングとは、商品・サービスを販売するための総合的な戦略なのです。
「ブランディング」とは
その一方でブランディングとは、先程の話と重複しておりますが、消費者に共有のイメージを持たせ、差別化を図るための戦略。
〇〇と言えば〇〇だよね！と消費者に認識してもらうことになります。
個人で起業されている一人起業家さんは、「〇〇だったらX Xさんに相談しよう」と消費者に思ってもらうことが必要になります。
マーケティングをする前にベースである「ブランディング」が必要になってきます。
ブランディングをするメリット
高単価でも売れやすい
一人起業家の方がブランディングをする最大のメリットは「高単価商品でも売れやすい」ことです。
商品サービスの価値に加えて、あなたから買いたいと思ってもらえるようになります。
そうすると価格競争で値下げをすることなく、あなたに価値を感じてくれた良いお客様だけを集めることができるのです。
価格で選ぶお客様を排除することができます。
リピーターが増え利益率が上がる
あなたに価値を感じてくれた良いお客様だけを集めることができると、一度商品サービスを買ってくれた方がリピートする可能性も上がります。
リピーターが増えると、集客の労力も省けるので利益率も上がります。
余談ですが、お金で判断せずあなたに価値を感じて購入してくれたお客様はクレームやトラブルになる可能性も低いです。
ブランディングの考え方
ここまでのお話でブランディングをするメリットが分かったと思います。
ここからはブランディングのやり方について説明していきます。
ここではテンプレートに当てはめブランディングを考えていきます。
ブランディングに欠かせないテンプレート
AをBにするナンバーワンのCな人
Aに入る言葉：見込み客
Bに入る言葉：悩み願望
Cに入る言葉：あなたをイメージさせる表現
具体例を入れて説明していきます。
Aに入る言葉：セールスが苦手な女性
Bに入る言葉：ガツガツ喋らないで売上を上げたい
Cに入る言葉：傾聴セールスコンサルタント
これを1文にすると
セールスが苦手な女性専門！売り込み不要でスルっと本命商品が気持ちよく売れる。傾聴セールスコンサルタント
このように「誰の」「どんな悩みを解決する」「どんな専門家」これらが明確になります。
あなたらしさを強める「権威性」
ブランディングを考える時に「権威性」を加えるとあなたらしさが強まり、信頼度が上がるメリットがあります。
権威性とは
権威性とは、ご自身の経験や実績のことを現したものになります。
第三者から見て「なんかすごそう」と思ってもらえることを指します。
【例】
・医師が認めた
・創業100年
・予約が取れない
・満足度98%
・〇〇賞受賞
・芸能人の〇〇さんも絶賛
・この道X年
・X X X万円投資して得たメソッド
まとめ
今回の記事では、ひとり起業家の方にブランディングをおすすめする理由とブランディングの考え方をご紹介いたしました。
ブランディングはお金をかけずにできることなので、ライバルが増えている昨今だからこそ取り入れてみてはいかがでしょうか？
