老後2000万問題や、インフレによる物価高。子供の将来はどうなるかな。家庭をやりくりするだけでも大変なのにこの先のことを考えられない。そんな風な不安を抱えている女性の方も少なくないでしょう。
主婦の方の悩みを集計したアンケート結果上位に、「貯金」「老後」「子供の養育費」という結果が出ています。そのような社会情勢の中で注目を集めているのが起業。
起業すれば収入が青天井になるだけでなく、子供との時間や家族の時間も大切にできるとだけあり、子育て中のママさんを中心に起業する方が増えています。
今回の記事では、子育てしながらできるおすすめの起業についてご紹介します。
子育てしながら起業することのメリット
自分のペースで、新たに自分のキャリアを作ることができる
子育てしながら起業することのメリットとして、自分のペースで新たに自分のキャリアを作ることができます。育休までバリバリ働いていた女性にとって一番のネックはブランクではないでしょうか。
起業をすれば自分のペースで新たなキャリアを作ることができるので、会社で気を使ったり人間関係でストレスを抱えることは無くなります。
お客様を獲得しやすい
子育てしながら起業するメリットのして集客がやりやすくなる点があります。特に女性向けの商品サービスを販売している場合、子育て中のママさんから共感を得ることができるため、起業する分野によっては、ファンを作りやすいメリットがあります。
時間の自由度が高くなり、子供や家族との時間を確保できる
子供が小さいときは、急に熱を出して会社の人に頭を下げながら保育園にお迎えに行ったり、仕事の都合で子供の行事に参加できなかったりと、仕事に穴を開けることを申し訳ないと感じる方も少なくないと思います。
その反面起業することで、自分で時間をコントロールできるので家族との時間も確保できるようになります。子どもが成長して生活のリズムが変化しても、それに対して柔軟に対応できるのもメリットと言えるでしょう。
子育てママにおすすめ起業の業種
子育てサロンやコミュニティ運営
子育て中のママさんだからこそ、お客様の共感を得やすいのが子育てサロン。同じ立場のあなただからこそ、お客様の気持ちがわかるようになり、あなたのファンも増えます。
子育てサロンやお料理サロン、ベビーマッサージなどのコミュニティはスマホ1台あったら立ち上げられるので、そこで情報交換やイベントの実施などを行うケースが多いです。
ネットショップ運営
自宅でパソコン1台で自分のお店を持てるネットショップ。子育てママの目線で、育児に必要な商品などを販売することで収益を上げることができます。
子育て中のママしか分からない苦労、それを解決した商品などあなた独自の目線や経験談こそが価値になります。具体的にはマタニティウェア、子ども服、育児グッズ、アクセサリー、布小物などが売れやすいと言われています。
カルチャースクール運営
知育教室、英語教室、音楽教室、料理教室、体操教室、フラワーアレンジなど、あなたが得意とするジャンルのスクール運営や、宰するスクールの講座に、スクールの生徒さんのニーズにあった講師を招く形で運営しています。
ご自身にスキルがなくても、企画運営をして会場代や講師への謝礼を引いた金額があなたの利益になります。ノウハウがある程度蓄積されたら、フランチャイズにしてノウハウを提供する事業に発展しているケースが見られます。
番外編
主婦の起業と聞くと、個人で何かを始めるイメージがあり、しばしばフリーランスと混同されがちです。起業とは事業を起こすことであり、一般的に会社を新しく作ることを指します。
フリーランスは開業届等を提出しなくてもできますが、起業は自分1人で始める場合でも、個人事業主または法人として届け出をすることからスタートします。
フリーランスの在宅ワーカー
在宅ワーカーとは、もともと就業していた企業との雇用形態を「請負」に替え、在宅またはフリーランスで活動することです。完全在宅でできるため、に必ずしも出社する必要がなく、スキルを評価されやすい職種に多くみられます。
仕事をしながらスキルアップできるので、年数に応じて収入も上がるメリットもあります。
Webデザイナー、HTMLコーダー、ライター、DTPオペレーター、グラフィックデザイナー、カメラマン、記帳代行、メイクアップアーティスト、ガーデンデザイナー、オンライン秘書、テレアポ代行など今まで会社で行っていた仕事をベースに個人で起業する方も多いです。
まとめ
働き方の多様化により、総務省の調査からは、女性の起業は年々増加傾向にあることがわかります。国も女性経営者を増やすための施策として助成金や融資などのサポートを行っています。
子育てしながらの起業はパワーやエネルギーが必要になりますが、家族との時間を大切にできたり、子供と一緒にいる時間を増やすことができます。子育て中だからこそ、起業というアイデアを視野に入れてみてはいかがでしょうか？
