女性開業比率は年々増加しており、2018年にはその割合は19.9%だったのに対し、2020年では21.4%となっており、全国の女性社長はおよそ54万人。
起業の副業解禁や、終身雇用の崩壊などの社会情勢もあり、起業する女性は右肩上がりとなっています。
ちなみに全国的に見ても女性社長が多いのは東京都で約14万人、ついで大阪で5万2500人、神奈川県で3万5千人と、企業数の多い順に女性起業家も多い傾向に。
そこで今回の記事では起業したい女性必見!知らないと損する女性起業家支援制度についてご紹介します。
女性、若者/シニア起業家支援資金
「女性、若者/シニア起業家支援資金」は、日本政策金融公庫が行う事業です。
融資なので返済の必要はありますが、低金利で利用できるのが特徴です。
対象
・女性または35歳未満か55歳以上
・新たに事業を始めるか事業開始後おおむね7年以内
・審査あり
メリット
・実績がなくても融資を受けられる可能性がある
・返済期間も最長20年と長い
URL:https://www.jfc.go.jp/n/finance/search/02_zyoseikigyouka_m.html
地域雇用開発助成金(地域雇用開発コース)
特徴
・雇用機会が特に不足した地域において、事業所を設置し、その地域の求職者を雇い入れる場合に利用できる助成金
・48万円から最大1,600円、1年ごとに最大3回の支給を受けられます
・起業時に人を雇おうとしている方におすすめ
おすすめな人
・起業時に人を雇おうとしている方・地方で起業を考えている人におすすめ
URL:https://www.mhlw.go.jp/seisakunitsuite/bunya/koyou_roudou/koyou/kyufukin/chiiki_koyou.html
小規模事業者持続化補助金(経済産業省)の特徴
・常時使用する従業員が20人(商業・サービス業(宿泊業・娯楽業を除く)の場合は5人)以下の法人・個人事業主の方が対象
・助成限度額:50万円(単独申請)、500万円(共同申請)
・補助率:3分の2まで
・実施期間:経済産業省、全国商工会連合会、日本商工会議所
URL:https://www.chusho.meti.go.jp/keiei/shokibo/2022/220322jizoku.html
起業支援金の概要
・地域の課題に取り組む「社会性」「事業性」「必要性」の観点をもった起業など(社会的事業)を支援
・最大限度額:200万円
・東京圏以外の道府県又は東京圏内の 条件不利地域において社会的事業の起業を行うこと
URL:https://www.chisou.go.jp/sousei/kigyou_shienkin.html
IT導入補助金の特徴
・中小企業や小規模事業者が新たなITツールを導入する際に利用することができる補助金
・サービス業の場合、資本金が5,000万円以下、あるいは従業員数100人以下が要件
・補助金の上限額は最低30万円、最高450万円URL:https://www.it-hojo.jp/
URL:https://www.chisou.go.jp/sousei/kigyou_shienkin.html
新創業融資制度の特徴
・事業を始めるか、開始した直後の(税務申告を2期終えていない)方が対象
・融資の限度額は3,000万円とされ、そのうち運転資金としては1,500万円が上限
・無担保無保証人の融資制度となっているため、手元の資金や財産が少ない状態であっても利用することができる
URL:https://www.jfc.go.jp/n/finance/search/04_shinsogyo_m.html
ものづくり補助金の特徴
・小企業や小規模事業者が革新的なサービスの開発や生産プロセスの改善を行う場合に支援
・「一般型・グローバル展開型」と「ビジネスモデル構築型」に分かれており、一般型には低感染リスク型ビジネスの枠もある
・一般型(通常枠)の場合、補助率は2分の1(小規模事業者は3分の1)、補助金の上限は1,000万円
・事業の内容を記した書面や決算書、従業員の賃上げ計画を示す書類などが必要
URL:https://portal.monodukuri-hojo.jp/
まとめ
今回の記事では、起業を考えている女性必見!おすすめの支援制度についてお伝えしました。
常に情報はアップデートされていますので、気になるものがありましたら、URLからホームページをチェックしてみてくださいね。
最近の日本では男性だから、女性だからとジェンダーによって職業選択の幅が狭まることは少なくなってきました。
ですが、世界に目を向けてみると、その割合は低いと言わざるを得ないのが現状です。
ライフスタイルの変化も、男性に比べると女性の方が大きいです。
そのため、自分で時間をコントロールしたい!パートナーに頼らず自分で収入の柱を作りたい!家族との時間を作りたい!という方には、起業という選択肢をおすすめします。